テレビアンテナの第三世代！
その名も「ユニコーンアンテナ」はご存知でしょうか？
テレビアンテナの第一世代は、現在も現役で活躍している「八木式アンテナ」です。
時代の流れから、地デジに完全移行し受信できる電波も安定した事で屋根上に設置をせずとも電波を受信出来る様になった事から開発されたアンテナ第二世代の「デザインアンテナ」。
その名の通り、デザイン性の高いテレビアンテナで従来の魚の骨の様な形状ではなく、ご自宅の壁面などに設置できるBOX型のテレビアンテナになりました。
デザイン性が高い事や、自然災害に強い事から非常に人気のテレビアンテナとなり新築戸建てなどで新たにテレビアンテナを設置する際には、80％程度のご家庭で選ばれる様になりました。
それから年月が経過し、「デザインアンテナ１強の時代」だったのですが、ここにきて新しい第三世代の「ユニコーンアンテナ」が登場しました。
ユニコーンアンテナとは、上記でも紹介したデザインアンテナの一種ではあるのですがBOX型の形状ではなく筒型の形をしています。
従来のデザインアンテナで電波の受信が難しい場合などに利用される事が多く、新しい基準のテレビアンテナとして業界では非常に注目されています。
2018年には、ユニコーンアンテナがグッドデザイン賞も受賞し注目のテレビアンテナとなっています。
これまでにデザインアンテナを設置したかったけど、電波が悪いからといって泣く泣く諦めた方などには、特にオススメとなっています。
では、ユニコーンアンテナがどの様なテレビアンテナなのか？また、メリット・デメリットは何なのか？設置してもらう際にかかる費用は？など、気になる点を詳しく紹介していきます。
ユニコーンアンテナとは？
ユニコーンアンテナは、2017年にマスプロ電工が開発した新しいテレビアンテナです。
ユニコーンアンテナは、現在大人気のデザインアンテナの新しいバリエーションとして開発されたテレビアンテナです。
従来のデザインアンテナと同様に、デザイン性の高いテレビアンテナです。
形状が、今までのBOX型の形状ではなくポール型のテレビアンテナとなっており、360度どの方向から見ても同じ様に見えるのが大きな特徴です。
この様な特徴から、屋根上だけでなくベランダや壁面など様々な場所に設置できるのも魅力の１つです。
筒状のBOXの中には、通常のテレビアンテナ同様に素子がありますが筒に隠れている事で、ユニコーンアンテナを知らない方であればテレビアンテナと分からない方も多いでしょう。
また、アンテナの色も「ウォームホワイト」と「ブラックブロンズ」の2色展開となっておりご自宅の外壁や、屋根の色にあわせて選択する事が出来ます。
ユニコーンアンテナ本体も高級感があり、ご自宅の景観を重視されている方や、景観指定地域などでにお住まいの方オススメです。
ユニコーンアンテナのメリットは？
ユニコーンアンテナのメリットは、ここまで紹介した様にデザイン性が魅力の１つです。
ですが、デザイン性が高いのは従来のデザインアンテナも同様です。
最大の違いとして、基本的にはデザインアンテナは屋根上に設置する事が出来ません。
デザインアンテナはBOX型の形状の為、屋根上に設置すると風などの影響をモロに受けてしまいます。
この様な事から、ご自宅の壁面などに設置する事がほとんどです。
一般的に、ご自宅内で一番電波が良いとされるのは屋根上であり、ご自宅の壁面に設置する従来のデザインは屋根より低い位置に設置する事になるので電波の受信性能が落ちてしまうのです。
ご自宅周りの環境や電波塔までの距離など、元々電波が弱い地域などではデザインアンテナを設置しても正常に電波を受信する事ができないといったケースは珍しくありません。
こういった場合には、八木式アンテナを設置しテレビを視聴する事になりますが、ご自宅の景観にこだわっている方であれば抵抗があるかもしれません。
デザインアンテナで正常に受信できない様なご自宅でも、ユニコーンアンテナならば屋根上に設置する事が可能です。屋根上に設置しても、デザイン性の高さからご自宅の景観を損ねる様な事がありません。
また、形状がポール型の形状をしている為に屋根上などの風の影響を受けやすい場所でも風を受け流しやすい構造をしているので、風などにも強いといった特性もメリットの１つとなります。
更に、この筒型の形状のメリットとして屋根上などにソーラーパネルを設置している場合にも影響が少ないです。筒状の形状の為、太陽光を遮る事もないのでソーラーパネルを設置しているご家庭でも、安心して設置する事が可能です。
- 屋根上に設置できる、八木式アンテナ
- デザイン性の高いデザインアンテナ
この２つアンテナの良いとこどりなのがユニコーンアンテナといって良いでしょう。
今後、新規でテレビアンテナを設置する場合などには検討してみましょう。
ユニコーンアンテナのデメリットは？
ここまで、ユニコーンアンテナのメリットを説明してきました。
八木式アンテナと従来のデザインアンテナの良いとこどりのユニコーンアンテナですがデメリットも当然あります。
ユニコーンアンテナは屋根上に設置できるといった点は、メリットの１つでもあるのですが。
ユニコーンアンテナ本体は、受信性能が高いテレビアンテナとはいえません。
デザインアンテナと同等の受信力ではあるのですが、電波が届くにくい弱電界地域などの場合では屋根上に設置しても必ずしも電波が入るとは言えないのです。
この場合には、受信性能が高い八木式アンテナ又はケーブルテレビや光テレビなど別の方法を検討する必要があります。アンテナを設置する際に問題がないか業者に相談してみると良いでしょう。
もう１つのデメリットとして、価格面です。
従来のデザインアンテナと比べると値段は、次の表を参考にしてください。
| ユニコーンアンテナ | デザインアンテナ | |
|---|---|---|
| 本体価格 | 6，980円～ | 5,800円 |
| 工事費用 | 33,000円～ | 22,000円～ |
※2021年6月時点、価格.com調べ。
新基準のテレビアンテナですので従来のテレビアンテナと比べると値段はお高めとなります。
とは言え、見た目も良く設置場所も自由に選択できるといったメリットを考えれば悪い選択ではないと思います。
デザイン性が高いといったメリットもありますが、注意点の１つとしてユニコーンアンテナはスタイリッシュで高級感のあるデザインをしている為に純和風な家の場合にはミスマッチとなってしまいます。
これは、どのテレビアンテナでも言える事もしれませんがご自宅の景観にあわせて判断するのが良いでしょう。
従来のデザインアンテナとの違いは？
従来のデザインアンテナ設置が無理だったご家庭でも、ユニコーンアンテナであれば設置可能かもしれません！一度、相談してみるのが良いでしょう！
ここまで、デザイン性の違いや設置場所の違いなどおおまかに説明してきましたが実際に数値としては、どの程度違うのでしょうか？
大きさや、電波の感度、素子の数など、従来のデザインアンテナと比較してみましょう。
従来のデザインアンテナとの数値比較
| 名称 | ユニコーンアンテナ | デザインアンテナ |
|---|---|---|
| 形状 | ポール型 | BOX型 |
| カラーバリエーション | 「ウォームホワイト」「ブラックブロンズ」の計2色 | 「オフホワイト」「ライトブラウン」「ブラックブラウン」「ブラック」の計4色 |
| 電波感度 | 20素子相当 | 20素子~26素子相当（※製品により違いあり） |
| 大きさ | 縦67㎝×幅14㎝ | 縦62㎝×横24㎝×厚み11㎝ |
| 重さ | 1.5㎏ | 1.9㎏ |
この様な違いがあります。
形状は異なりますが、アンテナ本来の性能は大きく変わりません。
受信性能については、屋根上に設置できるユニコーンアンテナの方が良いと言えるでしょう。
費用の違いが気にならない方であれば、デザインアンテナよりユニコーンアンテナの方が良いでしょう。
アンテナ業者の中でもデザインアンテナは、設置できないがユニコーンアンテナであれば設置できるケースもある様です。
こんなご家庭に、特にオススメ！ユニコーンアンテナ！
- 屋根上にソーラーパネルを設置している
- デザインアンテナ設置を断られた、又はデザインアンテナで電波が悪い
- 天候被害を受けたくない方
- 新築戸建てなどでご自宅の景観にこだわりたい方
- スタイリッシュなテレビアンテナを希望している
こちらの項目に複数該当されている方などは、テレビアンテナの新規設置や交換工事の時にはユニコーンアンテナも選択肢の１つとして考えておくのが良いでしょう。
また、デメリットの１つとして挙げられている費用面ですが発売して少し時間が経過していく事で値段も安くなっていくかもしれません。
如何でしょうか？
第三世代のテレビアンテナであるユニコーンアンテナ！
アンテナレスキューでは、電波測定を行い受信する電波に問題がないといった場合には、お客様にデザインアンテナやユニコーンアンテナをオススメする事が多いです。
受信性能は、従来の八木式アンテナに劣るもののデザイン性の高さ以外にも自然災害に強いといったメリットがあるからです。
2011年に地デジに完全移行してから10年が経過しました。
テレビアンテナの寿命は10年と言われており、地デジ完全移行時期にアンテナ工事をしたご家庭では故障や不具合が発生する時期です。
その際に、ユニコーンアンテナも選択肢の１つとして考えてみましょう。
アンテナレスキューでは、「お見積り・ご相談・現地調査」の作業前の３つは無料で対応を行っております。対応エリアは、関東エリアと東海エリアのみとなっておりますが、ユニコーンアンテナの新規設置から従来のテレビアンテナからユニコーンアンテナへの交換工事などテレビアンテナの事ならお任せください。
平日の夕方や、土日・祝日などの工事対応なども対応可能です。
24時間365日受付を行っておりますので是非ご気軽にご相談ください。
ユニコーンアンテナの工事費用は？
工事料金の相場費用を記載しています！検討されている方は予算などと照らし合わせて検討してみてくださいね！
注目のユニコーンアンテナ！
ここまで読んでいただけた方であれば、ユニコーンアンテナのメリットを十分理解していただけているかと思います。
ですが、ここで気になるのは実際に工事を行った際の費用です。
次の表が、ユニコーンアンテナを新規設置した際の工事費用の相場の金額となります。
ユニコーンアンテナを設置したい際に、金額相場の１つとして覚えておいてくださいね。
| 工事内容 | 工事費用の相場 |
|---|---|
| ユニコーンアンテナ単体設置工事 | 33,000円～ |
| ユニコーンアンテナ＋ブースター設置工事 | 50,000円～75,000円 |
| ユニコーンアンテナ＋BSアンテナ設置工事 | 60,000円～85,000円 |
※アンテナ設置工事に必要なケーブル・作業費用・高所作業費を含んだ費用相場です。
通常のデザインアンテナの2割り増し程度の金額になるでしょう。
デザインアンテナも発売した当初は金額も高く、少し年数が経過し費用も落ち着いていきました。
ユニコーンアンテナも、もう少し流通が増えれば費用も少しずつ下がってくると思われます。
お近くの業者に依頼する際などは、こちらの相場費用を参考にしてみてくださいね。
ブースターの設置も必要になるかもしれません！
上記の工事費用として記載しましたが、ブースターの設置工事とは？と思った方の為に、詳しく説明させていただきます。
ユニコーンアンテナは、従来のデザインアンテナとは異なり屋根上に設置する事が出来るといった特徴があります。ですが、ユニコーンアンテナ本体の受信性能は強い訳ではありません。
屋根上の受信環境が一番良いとされる場所に設置工事を行っても電波が少し弱い可能性があります。
その様な場合などには、「ブースター」と呼ばれる電波増幅器もあわせて設置するのです。
デザインアンテナの場合にも設置する事は多く、少し電波が不安といった場合に設置する事で安定して視聴する事が可能になるのです。
ご自宅がスカイツリー周りなどの強電界地域などにお住まいの場合にはブースター設置工事は必要ないですが、一般的にはあわせて設置する事が多い作業の１つです。
ブースター設置も必要になるかもなといった具合に考えておく方が良いでしょう。
ご自宅で電波測定を行いシッカリとした数値をもとに工事を行ってくれる業者であれば必要・不必要の判断を行ってくれる筈です。
ユニコーンアンテナの新規工事はアンテナレスキューにお任せください！
如何だったでしょうか？
優秀な点が多い、ユニコーンアンテナです。
少し値段が高い所はネックとなりますが、以前にデザインアンテナを設置出来なった方やスタイリッシュなテレビアンテナをお探しの方は是非、検討してみてくださいね。
アンテナレスキューでは、ユニコーンアンテナの新規設置工事も行っています。
ユニコーンアンテナの工事相場費用より5,000円安い28,000円～でユニコーンアンテナの設置工事をお受けしています。
気になる方は、是非お気軽にご相談ください。
まとめ
魅力の多いユニコーンアンテナ。
存在を知っておく事でテレビアンテナの選択肢が広がる事でしょう。
ユニコーンアンテナのポイントは次の３つです。
- 屋根上に設置できるデザインアンテナ
- 360度どの方向から見ても同じ美しいデザイン性
- 費用は他のアンテナより割高
以上となります。
デザインアンテナを設置できずケーブルテレビや、光テレビを選択したご家庭などではユニコーンアンテナを設置する事で月々のランニングコストの削減などデザイン性以外のメリットもあるのです。
ですが、一番重要なのはシッカリと電波が入りテレビを快適に視聴できる事です。
こればかりはシッカリとした技術を持った業者が判断するほかありません。
この様な作業が必要な際には、是非アンテナレスキューにご相談ください。対応エリアは、関東エリアと東海エリアのみとなってしまいますが、「お見積り・ご相談・現地調査」は無料で対応を行っております。
ご家庭にとってベストなテレビアンテナを選択し、楽しいテレビライフを送りましょう。
