自宅を新築にする際や、引っ越しを行う際に忘れがちなテレビアンテナの存在。
家具などは一式買い替える方などは多いですが、引っ越し先でテレビアンテナを設置しないとテレビが視聴できないという事を知っていましたか？
マンション・アパートなどに引っ越しの際には、アンテナの工事は必要ない事からテレビは引っ越し時から視聴できると思っている方も多いです。
賃貸から新築などに引っ越しを行う際には、前もってテレビアンテナの工事を行っておかないと入居当日からテレビを視聴する事が出来ません。春先や夏の時期などのアンテナ業者の繁忙期の時期などと被ってしまうと依頼してから、工事に1週程度かかってしまう事も多いです。
楽しみにしていた新築に引っ越しをして1週間もテレビが視聴できない様では、悲しくなってしまいます。こんな事にならない様に、引っ越し時などはテレビアンテナの工事をいつまでに行う必要があるかや、アンテナを設置する際には新設するのか？以前から使用していたアンテナを使用する方がお得なのか？など、引っ越し時にクローズアップし解説していきます。
引越し予定が迫っていて、急いでアンテナ工事を行ってほしいという事でしたらお電話いただけましたら当日～翌日にはアンテナ工事に伺いますのでお気軽にお電話ください。
引っ越し先の住居タイプによってアンテナ工事が必要です！
引っ越し予定の物件タイプによりテレビが視聴できるかは異なります！戸建てに引っ越しの際には、アンテナ工事が必要と覚えておきましょう！
引越し予定の住居のタイプによりアンテナ工事が必要・不必要かが変わってきます。
戸建てに引っ越し予定であれば、アンテナを自分で設置する必要がありますが、マンションやアパートなどの賃貸物件に引っ越しの際にはアンテナを設置する必要がありません。
ですが、賃貸物件でもアンテナ工事が必要なケースがあります。
引越し予定の住居にあわせて見ていきましょう。
新築戸建てに引っ越しを行う際
基本的に、新築戸建ての場合にはテレビアンテナは設置されていません。
その為、テレビを視聴する為にはケーブルテレビの契約、光テレビの契約、アンテナ設置のいずれかを選択する必要があります。
ハウスメーカーがテレビアンテナの設置まで対応してもらっている場合などには必要がありませんが、新築の場合には、いずれかのテレビ視聴方法を選択する必要があります。
中古の戸建てに引っ越しを行う際
中古物件の場合であれば既設のテレビアンテナが残っている場合があります。
テレビアンテナが残っていた場合などは、そのまま使用する事も可能です。ただ注意していただきたいのが、テレビアンテナが壊れていないかや視聴したい番組を対応しているテレビアンテナが設置されているかなどは事前に確認しておきましょう。
地デジアンテナのみ設置されている場合ですと、BS/CSを視聴したい際には衛星放送用のパラボラアンテナが必要になります。この点などは、引っ越し前に不動産屋に確認する事で教えてくれる筈です。
賃貸物件に引っ越しの際
よほど古い物件ではない限り、マンション・アパートなどの賃貸物件にはテレビアンテナが設置されています。賃貸物件の場合には、地デジアンテナのみといった事が多いので、BS/CSを視聴したい際にはアンテナ工事が必要になります。
また、賃貸物件ではアンテナ工事が禁止されているケースもあるので注意が必要です。
下記の記事では賃貸物件のアンテナ工事について詳しく解説していますので参考にしてみてくださいね。
引っ越し先にアンテナがない場合には？どうすれば良い？
引っ越し先に、テレビアンテナがない場合には引っ越しをしてからテレビを視聴する事が出来ません。
「テレビは映らないなんて知りませんでした。」
などと言われる方は、実はかなり多いんです。
引っ越し先で、テレビを視聴する際の方法は、次の３つです。
- アンテナ設置
- ケーブルテレビを契約
- 光テレビを契約
それぞれに特徴があります。
一番分かりやすい点でいうと「ランニングコストの違い」になります。
アンテナ設置を行う場合には、初期費用はかかりますがランニングコストが発生しません。（※NHKを除く。）ですが、ケーブルテレビや光テレビを契約する場合には、月額費用がかかります。長い期間住む事を想定されている場合などには、断然アンテナ設置の方がお得です。
最初にケーブルテレビを契約し、アンテナ設置に切り替えたいといった相談も多くあり、変更したい理由で一番多くお聞きするのが「ランニングコストの削減」です。
2年以上住む場合には、アンテナ設置の方がお得になる計算です。逆に言うと、短い期間で引っ越し予定がある際には、ケーブルテレビや光テレビを契約された方がお得になる計算です。2年以上視聴予定の場合では、費用面では光テレビが一番高額となります。
引っ越し先が新築戸建ての場合など今後長く住む事を想定されている方は「アンテナ設置」をオススメしています。
詳しくは、下記の記事で比較表など解説していますので参考にしてみてくださいね。
では、実際にアンテナ設置をする際の費用とは幾ら掛かるのか？
アンテナ業者に依頼した際の平均相場を解説していきますので参考にしてみてくださいね。
アンテナの新設工事を行う際の平均金額
テレビアンテナ本体は、安いモノでは5,000円～などからありますが、アンテナを設置する際には分配工事や配線工事といった専門的な工事が必要になり、アンテナ本体以外にも工事の手間賃が発生します。知識や技術を持っていない方は、アンテナ業者に依頼し工事を行ってもらう事になりますが、その際の平均金額は次の表を確認してみてください。
| 地デジアンテナ工事（八木式アンテナ） | 30,000円～35,000円 |
|---|---|
| 地デジアンテナ工事（デザインアンテナ） | 35,000円～40,000円 |
| 地デジ＋BS（八木式＋4K8K対応） | 55,000円～60,000円 |
| 地デジ＋BS（デザインアンテナ＋4K8K対応） | 60,000円～65,000円 |
ご自宅の状況などにより工事金額は違ってきますが、テレビアンテナを新設した際の平均相場です。
新築の場合ですと、近年は「デザインアンテナ」を選ぶ方が80％程度をしめています。デザインアンテナは、ご自宅の壁面に設置する事や以前までの魚の骨の様な形状のテレビアンテナとは違い、スタイリッシュな形状をしています。
電波の受信力に少し不安はあるものの、電波をシッカリと受信できる環境であればデザインアンテナをオススメします。費用としては通常の八木式アンテナ設置よりは高くなる事が多いですが、天候などの影響も受け辛く人気のテレビアンテナです。
下記の記事では、デザインアンテナをクローズアップし紹介していますので気になる方は参考にしてみてくださいね。
アンテナ工事は何処に依頼する？
テレビアンテナ工事の対応は、多くの業者が対応してくれます。
ですが、断然オススメしたいのは「アンテナの専門業者」です。アンテナレスキューもアンテナの専門業者の為、ひいき目に御伝えしている様に見えるかもしれませんが、理由はシッカリとあるのです。
お近くのお店や業者によって違いはあるかも知れませんが、大体は次の業者でアンテナ工事を対応しています。
- ① アンテナ工事専門業者
- ② ハウスメーカー（工務店）
- ③ 家電量販店
- ④ 個人経営の電気屋
- ⑤ ホームセンター
- ⑥ リフォーム会社
- ⑦ 引っ越し業者
- ⑧ スカパーなどのアンテナ設置サポート
こう見ると結構多いですね。
それぞれに特徴もあるのですが、一番大きな理由としては費用の違いです。
アンテナ専門業者を除いたほとんどの業者が、アンテナ専門の業者ではありません。その為、依頼を受けた際には、アンテナ専門業者へと下請け工事を依頼する事がほとんどです。
そうするとどうなるかと言うと、実際のアンテナ工事はアンテナ専門業者が対応しているのでシッカリとした工事を行ってもらえるかもしれませんが、費用としては、「アンテナ専門業者の費用」「元請の業者の中間マージン」が発生してしまいます。そうすると、通常30,000円～40,000円で出来るアンテナ工事に中間マージンがかかり60,000円～80,000円といった金額になってしまうのです。
個人の電気屋さんなどは、自身で行う事がほとんどかと思うので中間マージンは発生しませんが、アンテナの専門ではない為、技術に不安が出てしまう事も…。
この様な点から、最終的にアンテナ専門業者に下請け工事をお願いされる事がほとんどですので最初からアンテナ専門業者に依頼してしまった方がお得という事になるのです。
下記の記事では、業者別の費用相場からメリット・デメリットなど詳しく解説していますので参考にしてみてくださいね。
如何でしょうか？
引っ越し先でアンテナ設置する必要があると知らないと引っ越ししてからテレビが視聴できず嬉しい筈の新築ライフの気分も半減してしまうでしょう。この様な事がない様に、
「新築引越し時に、アンテナを設置してほしい。」
「引っ越し前にアンテナを設置してほしい。」
といった方は、アンテナレスキューまでご相談ください。
対応エリアは関東エリア・東海エリアのみとなっておりますが、アンテナの新規設置15,000円～対応を行っております。また、新築時のアンテナ設置の場合には割引キャンペーンも行っておりますので是非この機会にご相談いただければと思います。
引っ越し時のテレビアンテナの注意点
引っ越しの際のアンテナ工事には注意点がいくつかあります！間違った認識をしていると損をしてしまう可能性もあるので注意が必要ですよ！
ここまでは、引っ越し先でテレビを視聴する為にはアンテナ工事が必要という事を御伝えしてきましたが、その他にも注意点がいくつかあります。
戸建てへの引っ越しは頻繁に行う事がある訳じゃない為、「テレビアンテナの工事が必要なんて知らなかった。」や「前の引っ越しの際には普通に映ったのに、新築だと映らないなんて。」の様に慌てて後から対応するといった事がない様に注意点もシッカリと確認しておきましょう。
全ての方があてはまる訳ではありませんが、この記事を見て心配だなと感じる方は確認しておくと良いでしょう。
BS/CSアンテナと地デジアンテナは別モノです
マンションなどから戸建てへ引っ越しされる方などで知らないといった事が多いのが、BS/CSを視聴する為のパラボラアンテナの存在です。引っ越し時などにアンテナ工事を行う事でBS/CSも視聴できると思っている方も多いですが、地デジアンテナのみではBS/CSを視聴できる訳ではありません。
地デジ放送用の地デジアンテナと衛星放送用のBS/CSアンテナは全くの別物です。
BS/CS用のパラボラアンテナとは、円形でお皿の形をしているテレビアンテナです。BS/CSの視聴予定がないといった方は、設置する必要はありませんが、BS/CSにお気に入りの番組がある方などは、BS/CS用のアンテナ工事も必要になるのです。
事前に知っておく事で、地デジアンテナ工事とあわせてBS/CSのアンテナ工事を行う事ができます。地デジアンテナをあわせて設置してもらう事で、工事も１度になる為、費用も安く時間もかかる事がありません。
また、BS/CSのアンテナはDIYで自分で思う方もいるかも知れませんが、BS/CSの電波を受信する為には1㎜単位の調整が必要になる繊細な機器となる為、専門の業者に依頼するのが良いでしょう。
引っ越し前の住居でアンテナ撤去が必要な場合も
引っ越し前に、元々住んでいた家が一軒屋の場合や、マンション・アパートで後付けでアンテナ工事をした場合などには、テレビアンテナを撤去する必要があります。
賃貸物件の場合には、退去時には原状回復が必要です。当然、テレビアンテナなどを設置した場合にも同じ事が言える為、後付けのテレビアンテナの場合には撤去や処分を行う必要があるのです。
撤去の際も室内アンテナの様な自分で設置できる様なアンテナの場合は業者にお願いする必要はありませんが、屋根上設置や壁面設置といった高所に設置されているアンテナの場合は業者に依頼をする様にしましょう。撤去費用については、次の表組に記載している金額がアンテナ専門業者の価格相場です。
| アンテナ撤去費用 | 5,000円～10,000円 |
|---|---|
| 高所作業費 | 3,000円～5,000円 |
| 処分費用 | 2,000円～3,000円 |
また、撤去したアンテナを新居の方でも使用したいといった場合には新居での移設作業費も別にかかりますのでご注意ください。
テレビアンテナを移設したい場合には？
引っ越し前のご自宅で使用していたテレビアンテナをそのまま使用したいといった方は多いと思います。4K8K用の高額なテレビアンテナの場合ですと尚更です。
移設する際の費用相場は次の様になっています。
| 地デジアンテナ移設 | 30,000円～ |
|---|---|
| 地デジアンテナ移設＋BSアンテナ移設 | 50,000円～ |
こちらの金額もご自宅環境や、業者によって変動はするとは思いますが、最低でも上記の金額はかかると思ってください。移設をご希望の場合には、アンテナ移設工事の費用と、撤去費用がかかりますが、金額面だけで見れば新設するよりは安い事が多いです。
ですが、引っ越し前と引っ越し先では電波強度の違いがある事や、テレビアンテナ本体に問題がない場合に限りです。実際、テレビアンテナは屋外設置されていますので、経年劣化などにより10年が寿命と言われています。まだ、新しいアンテナの場合ですと問題がないと思いますが、数年使用しているテレビアンテナの場合には、アンテナの耐久年数なども考え新しいアンテナを設置した方がお得になるでしょう。
移設の際の注意点
必ずしも移設できるとは限りません。地域が変われば電波状況も変わり、必要な機材も変わってきます。
その他にも、引っ越し前のご自宅と引っ越し後のご自宅ではテレビを視聴したい部屋数なども違ってくるでしょう。
その場合などには、建物の分配構造なども違ってきますのでアンテナ本体やブースターをそのまま使用できるか分かりません。この様な場合には、移設工事をする事でかえって高くなってしまうケースもあるので注意が必要です。
引っ越し業者でも移設をしてくれる事があるが注意は必要です！
引っ越しを行ってくれる引っ越し業者の方で、テレビアンテナの撤去から移設を行ってくれる事があります。知識や技術をシッカリ持っている様な引っ越し業者であれば、引っ越しの際に撤去から移設まで行ってくれるというのは2度手間にならずスムーズに進むので良いと思いますが。
引っ越し業者でテレビアンテナについて深い知識や技術を持っている方は稀かと思います。
実際に移設工事を行ってみた所、電波が入らないや追加の部品が必要になるといった形で追加料金が発生してしまう事も珍しくありません。こういった場合には、言い値で決まってしまう事も多い為、金額も高額になる事が多いのです。
引っ越し業者に移設工事を行ってもらい、追加料金が発生し80,000円の金額でしたなどの事例もあり、その他にも一部のチャンネルで映りが悪く困っていますなどの相談をお受けした事もあります。引っ越し業者は、アンテナ専門でない為、工事後の保証などもなく追加工事が必要となります。
この様なケースも実際にあるので、移設するといった事はオススメは出来ません。
新築でのアンテナ工事は引っ越しの1週前がベスト
実際に、アンテナ工事を依頼するのはいつが良いのか？と思われる方も多いと思います。
ベストなタイミングとしては、引っ越し1週前に依頼するのが良いでしょう。建築業者の邪魔にならない様に、住宅の工事がほぼ完了した段階で依頼するのがベストな依頼タイミングです。
入居時から逆算して1週前ぐらいに依頼する様にする事で、引っ越し当日からテレビを視聴する事が可能です。引っ越し前に工事を行う理由としては、テレビ配線の負担が少なくなる事です。
引っ越しの段階でアンテナ工事が終わっている状態であれば、引っ越し業者がそのまま配線まで行ってくれます。その際に映るかなどのチェックもあわせて行ってもらえますので、引っ越ししてスグにテレビが視聴できる様になるのです。
引っ越し前の工事は、テレビの視聴チェックができないといった点が、指摘されますがプロのアンテナ業者であれば、電波が受信出来ている事は確認する事が可能です。万が一、映らないといった際にもシッカリとしたアンテナ業者であれば無償で調整を行ってくれる筈です。
家電量販店やホームセンターなどでは、保証などない為、工事保証を行っっている様なアンテナ業者にお願いする様にしましょう。
この様に、引っ越し前のアンテナ工事には注意点や分からない事が多くあり。慌てて業者を探す必要があるといった事も珍しくありません。慌てて探してしまう事で他業者との比較検討が出来ず、悪い業者に依頼してしまっては損をしてしまいますのご注意くださいね。
アンテナレスキューでは、現地調査を行い、「新規設置」から「移設などの交換作業」まで幅広く対応しています。現地調査を行って判断する為、移設作業に問題がないか？などの判断も可能です。
関東エリア・東海エリアのみの対応となっておりますが、「現地調査・お見積り・ご相談」などは無料で対応しています。
曜日や時間指定なども可能ですので引っ越し先でのアンテナ工事でお困りの方は是非ご相談いただければと思います。
まとめ
如何でしたでしょうか？
戸建てに引っ越しを行う際には、テレビを視聴する為の工事が必要と知っておく事で引っ越しをしてから慌てる様な事はありません。
引っ越し時で重要なポイントは次の３つです。
- 戸建てに引っ越しを行う際にはテレビアンテナ工事が必要
- アンテナは移設よりも新規の方がトータルお得になる！
- 引っ越し先でアンテナ工事が必要な場合には1週前の工事がベスト！
以上になります。
春先などの引っ越しが多いシーズンではアンテナ業者も繁忙期でアンテナ工事の依頼が1週間など待たされるケースもあるかも知れません。そういった際には、悪い業者に依頼する事になり、損をしてしまう可能性が高いです。その他にも、引っ越し前の住居の撤去を後から行う必要があったなどでは2度手間となってしまいます。
その様な事が無い様に、引っ越し予定がある際にはシッカリとチェックし、事前に計画しておく事をオススメしています。アンテナレスキューは、当日～翌日対応をモットーとしていますので、お急ぎのアンテナ工事から撤去や処分も行っています。
「移設できるか判断してほしい。」
「引っ越し前に工事してほしい。」
などの依頼もお受けしていますので、アンテナ工事やアンテナ交換を検討されている方は是非ご相談ください。対応エリアは、関東エリア・東海エリアのみの対応となっておりますが、迅速なアンテナ工事と安定したテレビ視聴をお約束します。
