「最近テレビの映りが悪いな~。アンテナが故障してしまっているのかな?」
「テレビの場所を変えてから映りが悪くなったけど、テレビの位置が関係しているのかな?」
この様な相談がアンテナレスキューにも多く寄せられています。
テレビの映りが悪く悩んでいる方などは、この記事にも目を通してもらえたらと思います。
テレビの映りが悪い際には、どうしても「テレビアンテナの故障かな?」や「テレビが調子が悪いのかな?」や「地域の電波が悪くなってしまったのかな?」といった考えにいきつく事が多いと思います。
この様に考える事自体は、間違いではありません。
実際に、テレビ映りが悪くなる原因は電波不足に関する事が多くの原因です。
ですが、この電波不足になってしまう原因の1つとして、アンテナケーブルが原因という事もあるのです。
アンテナケーブルは、塩化ビニルで包まれている状態なので中身の状態も分かり辛いといった事や、頻繁に交換したり確認をする事は少ないので原因がアンテナケーブルだと判断する事は難しいでしょう。
テレビアンテナ修理のプロでさえも、スグにアンテナケーブルが原因だと判断する事は難しいのです。
ですが、この記事を読んでいただき思い当たる節がある方は、アンテナケーブルの交換などを行っていただく事で、テレビ映りが改善されるかもしれません。
また、アンテナケーブルの選び方やケーブルの寿命、交換方法など、アンテナケーブルについて詳しく解説していきます。テレビ映りでお悩みの方は参考にしてみてくださいね。
困っていてスグ解決したいといった方は、お電話いただければアンテナ専門のプロが最短15分でお伺いしテレビをキレイに映る様に整えます!
では、アンテナケーブルによるトラブル事例から見ていきましょう。
アンテナケーブルが原因の4つトラブル事例
ここでは、アンテナケーブルによるトラブル事例を紹介していきます。
現在、テレビ映りが悪くお困りの方は紹介しているトラブル事例と共通点はないかなど判断してもらえたらと思います。
アンテナケーブルが原因と断定する為には、受信している電波の測定からケーブル内に電気が通っているかなどを判断する為のテスターなどを使用しない事にはハッキリとは分かりません。
ですが、急にテレビ映りが悪くなった方や、ある一定の時期や時間帯のみ映りが悪くなるなどの方などは、少なからずアンテナケーブルが原因の可能性があります。
その為、共通事項がないか4つのトラブル事例を確認してみてくださいね。
アンテナケーブルの塩化ビニル内部で断線している
急に、テレビが映らなくなった際や、アンテナレベルを確認しても全く電波を受信していない際には、アンテナケーブル内部で断線している可能性があります。
アンテナケーブルは、白もしくは黒の塩化ビニルで保護されています。
その為、ケーブル自体が完全に断線している際には目視で分かりますが、塩化ビニル内部で断線している際には目視で判断する事が出来ません。
テレビ本体でアンテナレベルを確認し、全く受信していない場合にはアンテナケーブルの可能性があります。簡単なチェック方法として、幾つかご自宅にテレビがある方などは他の部屋のアンテナケーブルなどを繋ぎ直して確認してみましょう。
これで、改善される様な場合にはアンテナケーブルの断線の可能性があります。
また、アンテナレベルの確認方法や判断方法などは下記で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
アンテナケーブルを延長した事で電波が減衰している
ご自宅に受信したテレビの電波は、アンテナケーブルを通りテレビに届きます。
テレビの放送電波は、アンテナケーブルの長さが長い程、電波が減衰してしまう特徴があります。
部屋の模様替えテレビの位置を変更した際などにアンテナケーブルを延長する事があります。
ケーブルの長さにより減衰してしまう特徴がある為、延長した事で正常に受信できる電波に届かなくなってしまう事でテレビ映りが悪くなってしまうのです。
ご自宅の電波などが元々悪くギリギリの状態で視聴できていた場合などは、アンテナケーブルの延長などで影響を受けてしまう可能性があります。
同じ様な理由から、ご自宅内の特定の部屋だけ映らないといったトラブル事例もあります。
下記の記事では詳しく解説していますので参考にしてみてください。
アンテナケーブルの芯線が短い為、接触不良をおこしている
アンテナケーブル内には芯線といった銅線が通っています。
この芯線部分が折れ曲がっていたり、短くなっている事でテレビ映りに影響する場合があります。
基本的に折れてしまっている場合などには、映らなくなってしまうので気付く事があるのですが、芯線が短いといった場合には、トラブルに気付き辛い場合があります。
アンテナ設置時の施工業者などが、ケーブル内の芯線を作ってくれている事がありますが、元々この芯線が短くギリギリの状態で繋がっている様な場合には、外気温や天気により影響が出てしまう事があるのです。
芯線は金属で出来ているのですが、気温が低下した際などは芯線部分が萎縮してしまうのです。
この際にギリギリで繋がっていたテレビは、映らなくなってしまうといったトラブルがあります。
ですが、気温が上がってきた場合には萎縮していた状態が元に戻る為、またテレビが映る様になります。
こういったケースは、映ったり映らなかったりするので原因を特定する事が非常に難しい事例です。
下記の記事では、こういった状況の原因と対処法を詳しく解説していますので参考にしてみてくださいね。
ケーブルが劣化し電気を通さない状態になっている
アンテナケーブルが劣化している事で、電気を通さない状態になっている事があります。
テレビやテレビアンテナなどは交換する事はあると思いますが、アンテナケーブルなどは同じ製品をそのまま使用しておこうとする方も多く、知らない間に劣化している事があるのです。
長年、同じアンテナケーブルを使用している方などは一度、交換を検討しても良いでしょう。
アンテナケーブルによるトラブル事例を4つ程紹介しましたが如何でしょうか?
アンテナケーブルのトラブルは原因が特定し辛い事が多く、判断に困る事も多いでしょう。
原因が特定できずお困りの方は、アンテナレスキューまでご相談ください。
まずは、原因を特定する必要があります。
アンテナレスキューでは、現地調査は無料で対応しています。
対応エリアは、関東エリア・東海エリアのみの対応となりますが、お困りの方は是非ご相談ください。
アンテナケーブルの寿命や劣化について
アンテナケーブルが内部で断線しているなどの際にはテレビに電波が届きづらく映らなくなる事もあります。また、4K/8K非対応のケーブルなどもありケーブル自体の規格が正しいかなども確認してみると良いでしょう!
アンテナケーブルには、多くの種類があります。
ケーブル本体は、安いモノから高いモノまでありますが、頻繁に交換するといった方は少ないでしょう。
アンテナケーブルには、決まった寿命というものはありませんが交換した方が良い目安の期間として紹介していきます。
白いケーブルは劣化しやすいのは本当か?
まずは、良く質問されるアンテナケーブルの豆知識です。
白いケーブルは、劣化しやすくスグにボロボロになってしまうなどとネット上などで紹介されている記事などがあります。
実際には、白いケーブル・黒いケーブルで違いはありません。黒いケーブルでも品質の悪いケーブルはスグにボロボロになってしまいます。
アンテナケーブルを使用できる期間として重要なのは色などではなくメーカーやグレードの方が大きく影響します。
アンテナケーブルには、安価な製品も多くありますが色などで決めるのではなくグレードなどを意識して選ぶと良いでしょう。
アンテナケーブルの寿命とは?
アンテナケーブルには耐久年数は正式には決まっていません。
ですが、アンテナ機器全般に言える事ですが10年を目途に交換すると良いでしょう。
アンテナケーブルは、特に不具合もなければ長期間使用している事が多く、劣化が進んでいる事があります。
使用期間などが分からない場合には、劣化などがないか目視で確認してみると良いでしょう。
100円SHOPなどのアンテナケーブルは使用しない様にしましょう!
アンテナケーブルを選ぶ際に重要なのはグレードです。
100円SHOPなどで購入したアンテナケーブルは、スグにボロボロになってしまいます。
1年程度で使用できなくなってしまう事も珍しくなく、安価なケーブルの場合には10年の寿命という訳ではないので注意が必要です。
アンテナケーブルの種類の紹介から選び方
では、ここからはアンテナケーブルの選び方を解説していきます。
アンテナケーブルの使用場所や、用途によって選び方を変えていきましょう。
また、先端のアンテナプラグにも種類がありますのであわせて紹介していきます。
まずは、アンテナケーブルの太さの違いや特徴などを紹介していきます。
アンテナケーブルには太さがある
アンテナケーブルは、どれでも一緒だと思っている方も多いと思いますが、ケーブルの太さにより特徴が分かれています。太さにより2C~5Cと分かれているのです。
それぞれに、メリット・デメリットがありますので紹介していきます。
太いケーブルの特徴(5C)
太いケーブルの特徴として、単純に断線し辛いといったメリットがあります。
また、アンテナケーブルの長さにより電波が減衰するといった特徴もお伝えしてきましたがアンテナケーブルが太い製品は、電波の減衰量が少ないといった特徴があります。
アンテナケーブルが原因で電波が減衰している際には、太いアンテナケーブルにする事で安定するでしょう。ですが、太いケーブルという事で折り曲げづらいといったデメリットがありますので室内での使用には向いていません。屋外で使用するのに適しているアンテナケーブルです。
細いケーブルの特徴(2C)
一番細いアンテナケーブルは、2Cです。
アンテナケーブル自体が細いので折り曲げやすく室内で使用するのに適していると言えるでしょう。
折り曲げやすく細いので目立ち辛く室内での使用には適しているのですが、その反面断線しやすいといったデメリットもあるのです。また、細いケーブルは電波の減衰量も多くなってしまうので延長して長いケーブルとして使用する際には、電波の減衰量も多くなりテレビ映りに影響してしまう事もあるでしょう。
アンテナプラグは4種類!用途にあわせて選ぼう!
アンテナケーブルの太さについては解説しましたが、アンテナケーブルの先端のアンテナプラグにも幾つか種類があるのです。
お部屋の形状や、テレビの設置場所により使い易さも異なってきます。
それぞれのプラグの特徴も紹介していきますので参考にしてみてくださいね。
ストレートプラグ
一般的なアンテナプラグになります。
基本的には、どんなテレビにも合う形状で使い勝手が良いので、どんな形状のプラグにするか迷った際にはストレートプラグを選ぶ様にしましょう。
特にテレビ端子が下向きについている際にオススメです。
L字プラグ
アンテナケーブルから先端のプラグがL字の様な形に曲がっているのが特徴です。
曲がっている事で、壁とテレビの隙間をなくせるので、テレビ裏にスペースがあまりないといった方にはオススメです。特にワンルームの部屋や、小さな部屋などのスペースが限られている様な場合に使用するのが良いでしょう。
F型プラグ(ねじ込み式)
形状としては、ストレートプラグと同じ形状となります。
ですが、先端のプラグ部分はねじ込み式となっておりシッカリと固定する事が可能です。
引っ張っても抜けにくくなるので、小さなお子様がいる様なご家庭などには特にオススメです。
複合型プラグ
複合型とは、アンテナケーブルの両サイドの形状が異なる形状です。
ここまで、紹介してきたストレートプラグ・L字プラグ・F型プラグが複合してます。
お部屋の状況やテレビの作りにあわせバランス良く組み合わせを選ぶ事が出来るので無駄がありません。
用途にあった形状の組み合わせを選択するのが良いでしょう。
その他の注意点として紫外線に強い屋外用のアンテナケーブルを!
こちらは、使用する場所により考える必要があります。
直射日光を浴びてしまいやすい場所にアンテナケーブルが配置する場合には、紫外線対策として屋外用のアンテナケーブルをしようすると良いでしょう。
紫外線とは、人間の肌にも影響を与えてしまいますがアンテナケーブルにも同じ事が言えます。
長期的に使用するアンテナケーブルの場合は、その影響も大きくなりますので設置場所に日光があたる様な場所の場合には検討してみると良いでしょう。
アンテナケーブルの交換方法は?
実際に、アンテナケーブルを交換してみようと思っている方はコチラを参考にしてみてくださいね!
では、ここからはアンテナケーブルの交換手順を解説していきたいと思います。
アンテナケーブルの交換を検討している方は、こちらの参考にしてみてくださいね。
アンテナケーブルの選び方
幾つか太さやプラグの形状など紹介してきましたが、種類が多くどの様な製品を選んでいいか分からないといった方もいると思います。
ここでは、アンテナケーブルの選び方をお伝えします。
下記の3つを考え選んでみると良いでしょう
- ケーブルの長さを適切な製品を選択しよう
- プラグの形状は、部屋の形状やテレビ端子にあわせ選択しよう
- グレードは、なるべく良い製品を選ぶ様にしましょう
特にネットなどで購入する際には、上記などの製品自体の特徴以外にもユーザーの評価なども高得点の製品を選ぶと良いでしょう。グレードに関しては、1000円~2000円程度の製品を選べば十分良い製品です。安価な製品を選んでトラブル続きになるより、安心し長期間使用できる製品を選んでおくのが良いでしょう。
オススメは家電量販店で相談してから購入しよう
選び方の基準は、お伝えしましたが電化製品が苦手な方は、自分で判断するには自信がないなといった方もいるでしょう。その様な方にオススメなのが家電量販店です。
家電量販店には電化製品のプロの店員さんがいます。
店員さんにご自宅の形状や希望などを伝える事で、良い製品を選んでくれるでしょう。
テレビの型式や、アンテナ端子の形状の写真などを見せる事でスムーズに進みやすくなるので準備しておくと良いでしょう。
アンテナケーブルが決まったら交換手順の解説です!
アンテナケーブルの交換手順は、次の①~⑤までの手順を順番に行いましょう。
- ①テレビや、接続機器の電源を切っておきましょう
- ②元々、使用していたケーブルは外して処分しましょう
- ③新しいケーブルを壁面のアンテナ端子とテレビ側の端子と接続してください
- ④端子とケーブルを接続した後にテレビをつけてみましょう
- ⑤受信レベル(アンテナレベル)を確認してみましょう
アンテナレベルを確認し無事に受信している場合には、アンテナケーブルの交換作業は完了となります。
古いアンテナケーブルを使用していた場合には、新しいケーブルに変更する事でキレイに視聴出来る様になる事もありますので、長期間使用している場合にはケーブルの断線などなくとも交換してみても良いでしょう。
アンテナケーブルを交換してテレビ映りが改善しない場合には?
この記事では、アンテナケーブルがテレビ映りに悪影響を与えている点について解説しましたが。
テレビ映りに悪影響を及ぼしているのは、アンテナケーブルだけとは限りません。
- アンテナ機器の故障
- 遮蔽障害を受けている
- 天候による影響
- 接続ミス
など、代表的な原因としても多くあります。
専門的な機器などを使用する事で原因を特定する事は可能ですが、一般の方であれば原因を特定しご自身で修理するという事は難しいでしょう。
アンテナケーブルを変更しても改善しない場合には、アンテナ機器などの故障も疑われます。
原因も分からずお困りの方は、アンテナレスキューまでご相談ください。
アンテナレスキューでは、「無料で現地調査」を行っています。
原因を特定し、必要な工事のみを提案致します。
現地調査以外にも「お見積り・ご相談」など施工前については無料で対応していますので是非お気軽にご相談ください。
対応エリアは、関東エリア・東海エリアのみとなっていますがお電話いただけましたら最短15分でお伺いします。
まとめ
如何でしたでしょうか?
アンテナ関連の故障以外にも、アンテナケーブルが原因でテレビ映りが悪くなってしまう事があるのです。
最近映りが悪くなったなと思う方などは、一度アンテナケーブルが原因か疑ってみると良いでしょう。
この記事でのポイントは次の3つです。
- アンテナケーブルの長さで電波は減衰する
- 安価なアンテナケーブルは使用しない
- 最適な太さや長さのアンテナケーブルを選ぼう
以上です。
この記事を読んでいただき、少しでもテレビ映りのトラブルが改善してもらえたと思っています。
それでも、テレビアンテナは少し複雑な面もありますので改善するとは言い切れません。
その様な方は、アンテナレスキューまでご相談ください。
「お見積り・ご相談・現地調査」の3つは無料で対応を行っております。
テレビ映りでお悩みの方はお気軽に相談ください。
綺麗な映像で、良いテレビライフをおくりましょう!