普段通りにテレビを視聴していると、突然のエラーコードでテレビが映らないといったケースがあります。
テレビが映らなくなる原因は、多くの要因が考えられますが今回の記事ではB-CASカードのエラーで映らなくなってしまったケースの原因と対処法をご紹介していきたいと思います。
そもそも「B-CASカード」とはなにか?と思われる方もいると思います。
B-CASカードとは、テレビなどのデジタル放送受信機に同梱されているICカードです。
多くの場合は、受信機の購入時に台紙に貼り付けた状態で同梱されています。
BS・110度CS・地上デジタル対応受信機には赤色のB-CASカードが同梱されており、地上波デジタル専用の受信機の場合には、青色ののB-CASカードが同梱されています。
現在、テレビアンテナでテレビを視聴している方はテレビの裏側に、赤色または青色ののB-CASカードが挿入されている筈です。
テレビを視聴するには、必須のアイテムで故障してしまったり・知らない間に紛失してしまったりしているとテレビが映らなくなりエラーコードが表示されてしまうのです。
突然のB-CASカードによるエラーコードが表示されテレビが映らなくなりお困りの方は、この記事を参考に原因から対処法を確認してみてくださいね。
では、B-CASカードによるエラー症状とエラーコードをご紹介していきます。
B-CASカードのエラー症状とは?
エラーコードがテレビ画面上に表示されている筈です。まずは、何のエラーが発生しているか確認してみるのが良いでしょう!エラーコードにあわせて対処法を行ってみてくださいね!
テレビのエラーコードの細かい表記については、各メーカーにより異なります。
ですが、多くの場合にはB-CASカードのエラーが出ている際には「B-CASカードが挿入されていません。」等のエラーコードが表示されるので、B-CASカードによる不具合だと気付く事はできる筈です。
基本的に、B-CASカードでトラブルが発生した際には完全にテレビが映らなくなってしまいます。
映りが悪くなるといったケースのトラブルは、B-CASカードが原因ではなく電波不足によるトラブルとなりますので混同してしまわない様にしましょう!
B-CASカードが原因で表示されるエラーコード「E100~E103」
B-CASカードによるトラブルは、分かりやすく「B-CASカードが挿入されていません。」などの説明がでますが、メーカーによっては、エラーコードという英数字のエラーコードのみが表示される場合があります。
現時点で、B-CASカードが原因でテレビにトラブルが出ておりエラーコードが表示されている場合には下記の4つエラーコードのいずれかが出ている筈です。
E100エラー
エラーコード | エラーの原因や詳細 |
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E100 | B-CASカード未挿入の状態です。 知らない間にB-CASカードが挿入口から抜けているといったケースなどで、「E100」のエラーが表示されている場合には、B-CASカードが挿入されているか確認してみましょう。 |
E101エラー
エラーコード | エラーの原因や詳細 |
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E101 | B-CASカードは挿入されているが、カードを読み取れない状態で表示されるエラーコードです。 B-CASカードのICチップの汚れ・挿入の向きが間違っているなどが考えられます。 この様な場合にもB-CASカードの挿入状態を一度確認してみましょう。 |
E102エラー
エラーコード | エラーの原因や詳細 |
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E102 | カードが使用できない状態で表示されるエラーコードです。 ICチップ部分が破損している・読み取れない際に表示されます。 シッカリとB-CASカードが挿入されている状態でも、一度B-CASカードを抜いてみて目視で確認してみると良いでしょう。 |
E103エラー
エラーコード | エラーの原因や詳細 |
---|---|
E103 | 有料チャンネルなどの未契約のチャンネルを選択している際にでるエラーコードです。 B-CASカード自体が故障・紛失している訳でなく、選択しているチャンネルに間違いがあるケースです。 一度、現在選択しているチャンネルを確認してみると良いでしょう。 |
この様に、B-CASカードのエラーの際には「E100~E103」のエラーコードが表示されるのが特徴です。
他にもテレビに表示されるエラーコードには多くの種類があります。
「E202」などのエラーコードの場合には、原因が異なってきますのでエラーコードをシッカリと確認してみましょう。テレビに表示されるエラーコードを下記の記事ではまとめていますので、エラーコードが表示されていて原因が分からないといった方は参考にしてみると良いでしょう。
B-CASカードのオススメの故障チェック方法
B-CASカード本体が故障しているケースの簡単な調べ方としては、他のテレビで故障が疑われるB-CASカードを挿入しテレビが映るのか確認してみましょう。
確認した際に、テレビが映る場合にはB-CASカード本体の故障の可能性は低いです。
テレビが2台ないと出来ない確認方法ではありますが、簡単に判別できる方法になります。
B-CASカードのエラーは、テレビが映らなくなる原因の1つです。
ですが、テレビが映らなくなってしまったからといってもB-CASカードが原因とは限りません。
アンテナの故障・テレビの故障・電波障害など多くの原因が考えられます。
テレビが急に映らなくなってしまっても慌てずエラーコードを確認し原因を探ってみると良いでしょう。
原因も分からずお困りの方は、アンテナレスキューにご相談ください。
お見積り・ご相談・現地調査は無料で対応しておりますのでお気軽にご相談いただければと思います。
B-CASカードエラーの原因別の対処法
B-CASカードのエラーは、気付かない間に抜けていたといったケースが多いです。まずは、B-CASカードが挿入されているかの確認を行ってみてましょうね!
B-CASカードエラーで、多くを占める原因の1つは挿入されている向きが間違っているといったケースがダントツで多いです。
B-CASカードのエラーが表示された際には、慌てず確認をしてみるのが良いでしょう。
いちはやく復旧させる為には、シッカリと原因を理解するのが近道なのです。
では、確認方法としてB-CASカードエラーで多い4つのトラブルと対処法を紹介しますので参考にしてみてくださいね。
B-CASカードがしっかりと挿入されていない
1番多い原因の1つがシッカリと挿入されていないケースです。
テレビ裏の掃除の際や、何らかの原因で緩くなってしまっている。
抜けてしまっていてB-CASカード自体がなくなってしまっているなどのケースがあります。
B-CASカードエラーがでている際は、1度テレビ裏を確認しB-CASカードが挿入されているか確認してみましょう。B-CASカードの挿入が確認できた場合でも、B-CASカードを1度抜いてみてシッカリと挿入しなおし、テレビの映りを確認してみると良いでしょう。
B-CASカードの挿入の向きが間違っている
B-CASカードの挿入向きが間違っている事でエラーがでているケースをご紹介します。
本来、B-CASカードは頻繁に抜き差しを行う事はないと思います。
ですが、小さなお子様がいらっしゃるご家庭などの場合には、子供が知らない間にB-CASカードを抜いてしまい間違った方向で挿入し直しているといったケースもあります。
B-CASカードが挿入されているかの確認とあわせて挿入の向きにも間違いがないか確認してみましょう。
B-CASカードに傷がついている
B-CASカードが挿入されている場合でもB-CASカードエラーが発生する事があります。
この様な場合には、B-CASカードのICチップ部分に傷がついていないか確認を行いましょう。
傷がない場合でも汚れが酷い場合には、ICチップを読み込めない事もあるので挿入向きの確認とあわせてICチップ部分の汚れや傷のチェックも行いましょう。
テレビが原因の可能性も?
ここまでは、B-CASカードに原因がある様にお伝えしてきましたが。
稀に、テレビ側に原因があり読み込みが出来なくなってしまうケースがあります。
良くお聞きする事例として「東芝 REGZA」はB-CASカードのトラブルが多い様です。
テレビ側で、ICチップを読み取りが出来なくなってしまう事でトラブルもあるので注意が必要です。
テレビ側が原因だとハッキリさせる為には、他のテレビでB-CASカードの挿入・視聴確認してみるのが素早く見抜ける方法です。
テレビ側のB-CASカードの読み取り基盤の交換修理は、20,000円~30,000円の費用がかかるようです。
新品でテレビを購入した際は、保証期間などもあるので確認してみると良いでしょう。
B-CASカードが紛失・故障した際は?
B-CASカードの故障・紛失してしまった場合の対処法を簡単にお伝えしていきます。
あくまで応急処置に近い方法なので、スグにエラーが出る様であれば新しいB-CASカードも検討してみると良いでしょう。
まずは汚れを拭きクリーニングしよう
B-CASカードが汚れてしまい読み取りができない状態になる事があります。
この様な場合には、応急処置としてティッシュなどでICチップ部分を優しく拭いてみましょう。
簡単な方法にはなりますが、汚れが原因で読み取りが出来なくなってしまっている際などには効果を見込めるでしょう。
拭き取りの際にもICチップに傷がつかない様に、優しく拭きとるのを心掛けましょう。
ICチップ部分の汚れがあると読み込まない場合も
拭き取りの際には、ICチップの汚れをシッカリとチェックしてみましょう。
ICチップは金属なので、水拭きなどは厳禁です。
接点復活スプレーなどを使用し接点部分に付着したカーボンや汚れを除去する事でシッカリと読み取りが出来る様になるかもしれませんので汚れが目立つ際には使用してみると良いでしょう。
B-CASカードを紛失した場合には有料で再発行してもらえます!
B-CASカードを紛失してしまった場合にはB-CASカードを再発行する必要があります。
紛失した経緯をB-CAS社に伝え、有料になりますが2,160円(送料込・税込)で新しいB-CASカードを再発行する事が可能です。
下記のURLから、再発行の手続きをすすめる事ができるので紛失してしまった場合には手続きをすすめてくださいね。
参考:B-CAS(ビーキャス)https://www.b-cas.co.jp/
こちらのページ「再発行のお申し込み」をクリックし手続きをすすめてみましょう。
フリマアプリなどでのB-CASカードの販売は禁止されています!
B-CASカードは、フリマアプリなどで中古で販売されている事があります。
ですが、B-CASカードの所有権は購入後の受信機に付属されていたとしてもB-CAS社にあります。
その為、フリマアプリやネットオークションなどで販売されているB-CASカードを購入はしない様にしましょう。B-CASカード本体の故障の場合などには、テレビ購入から3年以内の場合には、無料で交換してもらえるので購入日など確認してみると良いでしょう。
テレビが映らない原因は、B-CASカード以外にも!?
テレビが映らなく原因は、アンテナの故障・テレビの故障・B-CASカードのトラブル・電波障害などの外的要因など何が原因かと絞り込んでいく事で対応方法が異なります。
原因を絞り込んでいく事が、トラブル解決の近道なのです。
突然テレビにエラーコードが表示され視聴できなくなってしまった際など、下記の記事を参考に原因を探してみると良いでしょう。
アンテナの故障が疑われる際は、アンテナレスキューにお任せください!
ここまで、B-CASカードのトラブルについてお話してきましたがアンテナの故障などが原因となりテレビが映らない事も多いケースです。原因を絞り込んでいってもハッキリと対処法が分からないといった事もあると思います。
その様な時には、アンテナレスキューにご相談ください。
B-CASカードエラーの場合には、多くはB-CASカードの抜き差しや挿入方向を正しくするだけで解決するでしょう。ですが、原因が分からずご自身であれこれしてしまっても状況を悪化させてしまう事もあるのです。
その様な事になるとテレビを視聴できないストレスを抱えてしまいます。
アンテナレスキューでは、アンテナトラブルのスペシャリストです。
アンテナの周辺機器から、電波の受信トラブルまでお任せください。
ご相談・お見積り・現地調査については無料で対応を行っていますのでお気軽にご相談いただけます。24時間365日対応しておりますので、お急ぎの場合でもお任せくださいね。
まとめ
如何でしたでしょうか?
B-CASカードのエラーの多くは、B-CASカード抜けてしまっているという事がほとんどです。
症状やエラー内容をシッカリと把握できれば特に、難しい事ではありません。
では、この記事でのポイントは次の3つです。
- B-CASカードのエラー表記は「E100~E103」と表示される
- B-CASカードエラーが出た際には、まずは挿入確認!抜き差し確認も忘れない!
- B-CASカードの故障が疑われる際には、他のテレビで表示されるのかのチェックを行おう!
以上です。
テレビが映らなくなる原因は、アンテナの故障や電波トラブルなどもありますので急にテレビが映らなくなりお困りの方はアンテナレスキューにご相談ください。
テレビが映らないは、即日で解決して楽しいテレビライフを送りましょう!