「最近、急にテレビの映りが悪くなるな…。」
「E201やE202などのエラーメッセージが表示されて映らなくなってしまった…。」
この様な事は、テレビアンテナを長い期間利用していると1度は経験する筈です。こういったエラーなどが表示される際には、テレビ画面などにテレビアンテナに問題がありますといったメッセージが表示される事が多い為に、テレビアンテナの故障が原因かな?と思われる方も多いです。
原因は、何らかの影響で電波不足を起こしているといった症状ですが、この症状が出てしまうのは何もアンテナの故障だけが原因ではないのです。
アンテナの故障以外にもアンテナ機器の接触不良から、簡単な所でいうと配線が抜けてしまっていただけといった事もあるのです。
テレビアンテナが故障している場合には、修理もしくは新しいアンテナにするといった方法を行う事で解決しますが、アンテナ本体が故障していないのにアンテナを取り換えを行うといった作業を行ってしまうと無駄な出費が発生してしまいます。
また、時間経過で直るかな?と悶々とした時間を過ごしてしまう事も多いでしょう。
こちらの記事では、アンテナの故障が疑われる際の故障診断方法からどの様な対処法が必要かなどを詳しく解説していきたいと思います。
スグにテレビアンテナの修理を行ってほしいという方は、下記の電話番号の方までご連絡いただければテレビアンテナ修理のプロが迅速にお伺いします。
では、まずは簡単な故障が疑われる際の確認事項から見ていきましょう。
アンテナ故障かなと思ったら確認しておきたい3つの項目
日々、全国のお客様よりアンテナレスキューまで「突然、テレビが映らなくなりました。」といったテレビの視聴トラブルのご相談をいただいています。
アンテナ設備に重大なトラブルが発生し、映らなくなってしまっているケースもあるのですが、ケーブルが抜けていただけといった小さなトラブルのケースもあります。
まずはアンテナの故障が疑われる際には、次の3つの項目を順番に確認していきましょう。
ご自宅内の複数のテレビで同じ症状が出ているか確認しよう
ご自宅に1台しかテレビが無いといった場合には、確認するのが難しくなってしまうですが…。
2台以上のテレビがある場合には、他の部屋のテレビでもトラブルが出ているのか確認してみましょう。
ブロックノイズが出てしまっているや、映らないといった症状が他のテレビでも確認出来た場合などは、アンテナ設備のトラブルの可能性が高いです。
逆に、他の部屋では正常に視聴できるのに一部の部屋だけ映らなくなってしまった場合などには、アンテナ設備以外の可能性が高いです。その様な場合には、テレビ裏のアンテナケーブルの接続確認・B-CASカードの確認など行ってみましょう。
テレビに「E201」などのエラーコードが表示されている場合には、原因を特定出来るかも知れませんので、下記のページを参考に確認してみてください。
また、延長ケーブルを使用している事で電波が減衰してしまい映らないなどの可能性もあります。あまり多いケースではありませんが、ケーブルなどを変更してから調子が悪いといった際には、下記のページも確認してみてくださいね。
テレビアンテナ本体が倒れている・傾いていないか確認しよう
雨や雪・強風などを伴う台風などの悪天候の後に、テレビ映りが悪くなってしまったといったケースの際には、アンテナが倒れているや傾いているといったケースが考えられます。
デザインアンテナなどの壁面設置のテレビアンテナの場合には、天候による影響は少ないですが、屋根上設置のテレビアンテナの場合には強風などの影響でアンテナが倒れてしまっているといったケースも珍しくありません。
屋根上に登り確認するのは危険が伴いますので、外からアンテナの状態を目視で確認してみましょう。アンテナに倒れがなくとも、アンテナが方向が変わってしまっているケースも考えられますので、周りのご自宅のアンテナの方向と比べてみるのも良い方法です。
魚の骨の形状の八木式アンテナの場合には、水平になっている部分が電波塔に向いているのが最適な状態です。水平側の逆がくの字の形状をしていますが、こちらが電波塔から逆の方向になっています。
電波塔の調べ方
視聴可能エリアの目安として、「A-PAB(放送サービス高度化推進協会)」のホームページから確認してみましょう。ご自宅の郵便番号や住所から、近隣の電波塔を調べる事が出来ます。
※あくまで、視聴可能エリアの電波塔の目安でしかないので一番電波が受信出来る電波塔とは限りません。一番最適な電波塔を調べる為には、ご自宅で電波測定を行う必要があります。
下記の記事では、電波塔からの電波と受信の関係性を詳しく解説していますので、気になる方は参考にしてみてくださいね。
アンテナ本体が壊れていない確認しよう
最後に、アンテナが壊れていないか確認してみましょう。
実際に、壊れているか見た目で分からない場合も多いので正確に判断するのは難しいと思います。ですが、落雷や大雨などでアンテナ本体が破損してしまっているケースもあります。
この様な場合には、映らないだけではなくアンテナ本体が屋根上から落下してくるといった危険性もあるので、破損が見受けられる際にはスグにアンテナ業者に連絡をし対処してもらうと良いでしょう。
また、この様な天候などの影響によりアンテナ本体が壊れてしまったや故障してしまったといったケースの際には、火災保険を利用し修理する事が出来る場合もあります。
保険申請の際に、Before Afterの写真などが必要になるので修理前と修理後の写真を撮影しておく様にしましょう。
火災保険で修理が出来るかなどは、契約状況により異なるので契約状況を確認してみると良いでしょう。
下記の記事では、火災保険での修理について詳しく解説していますので参考にしてみると良いでしょう。
如何でしょうか?
おおまかにですが、故障の可能性が高いか低いかの判断は出来た筈です。
実際に、故障の可能性が高い場合には素人の方には原因を特定するのは難しいのでアンテナ業者に相談するのが良いでしょう。
アンテナレスキューでは、テレビアンテナの設置からアンテナ修理までテレビアンテナの事には幅広く対応しています。ご相談いただければ、最短当日にお伺いし修理対応を行います。
「ご相談・お見積り・現地調査」などは無料で対応していますのでお気軽にご相談いただければと思います。
詳細故障診断!診断フローチャートで確認してみよう
故障の原因を特定する為の故障診断チャートを用意しました。トラブル内容にあわせて確認してみてくださいね。
上記までの確認点で故障の可能性については、おおまかに判断できたかと思います。
ここからは、実際にどの部分が故障しているのか?原因を特定したい方に向けての内容になります。
下記に、想定される故障のフローチャートを作成しましたので現在の状況にあわせて確認してみてください。
故障診断フローチャート
※あくまで、プロの判断基準です。その他の可能性も考えられますので安易に判断はしない様にしてください。フローチャートの内容を参考にご自身で修理を行う場合には、自己責任でお願いします。
①ブースターの故障の疑い
ブースターの故障の可能性が高いです。
家電量販店などでは、ブースターの故障というと卓上ブースターなどを販売しご自身で取り付け映らないといったケースがあります。
ご自宅の状況により適切なブースターを設置する必要があるので、ブースターの交換などはプロに依頼するのが良いでしょう。
②コンセントやプラグの接触不良の疑い
この場合には、テレビ裏の接続関連の確認を改めて行ってみてください。
ケーブルが緩んでいるや、アンテナ端子の芯線が折れているなどのケースも考えられます。
稀なケースですが、テレビのチューナーの故障も考えられます。
他の部屋にテレビがある場合などは、ケーブルやテレビを映らない部屋や移動してみてチェックを行う事で、原因が特定できるかも知れません
③電源ラインのショートの疑い
ブースターや分配器などは長い期間そのまま市世湯していると電通ラインがショートを起こしている可能性があります。雨水などの浸水によりサビなどが発生してしまっているなどの際に、発生するリスクが高くなります。防水処理なども長い期間使用していると効果が弱まってしまう事がある為です。
ブースターの信号出力や電圧などを確認する事で判断できるのですが、ブースターなどに問題が発生した際は、プロに任せた方が無難です。無理に修理を行ってしまうと事態を悪化させてしまう可能性があります。
④電源部の故障の疑い
古い製品であれば電源部の故障の際には、電源部のみの交換を行う事で修理は可能です。(※電源の規格が同じであれば部品交換が出来ます。)
ですが、長い期間使用している際には電源部以外の故障も疑われる為に、ブースターを一式交換してしまうのが無難です。
部品の単品注文を行えば電源部のみの交換も可能ですが、単品注文の際には値段も割高になる為、一式交換するのと費用が変わらない事もあります。
⑤ケーブル断線や接触不良の疑い
アンテナ設備のケーブルの接触不良の可能性が高いです。
接続されている様に見えても内部断線などの可能性もあります。
分配器周りからブースター周りまでケーブルの接続確認を行ってみると良いでしょう。
完全に断線している様な場合には、目視で判断できますが、ほとんどの場合は判断は難しいでしょう。
下手にケーブルを交換などした場合、事態を悪化させる可能性があるのでプロに相談しましょう。
⑥接触不良や電圧が降下している疑い
テスターを使用し判断を行う必要があります。
その為、テスターなどをお持ちでない場合には安易に判断はしない様にしましょう。
電圧が降下している場合には、接触不良などのトラブルが考えられます。
機材や知識がない方は、プロに相談するのが良いでしょう。
⑦方向調整またはアンテナ本体が故障している疑い
電波チェッカーを使用し受信レベルの測定を行いましょう。
受信レベルが正常なのに、映りが悪い場合にはアンテナの故障や指向性が最適でない可能性があります。
方向調整を行い、改善されない場合にはアンテナ本体の交換が必要です。
故障の詳細診断は以上になります。
少し難しい内容が多いと思います。
実際に、確認してもらえたら分かると思いますがアンテナ本体の故障というのは、あまり多くはありません。アンテナ周りの設備の故障が大半を占めています。
その為、アンテナの故障と一括りにし一式の交換を進めてくる業者が多いです。
そういった場合には、一式交換なので直るとは思いますが、まだまだ現役で使用できる製品も交換する事となり、費用としては高額の費用になってしまいます。
アンテナレスキューでは、その様な事がない様にシッカリと原因を特定し、故障箇所のみの交換で良いか?老朽化が原因で一式交換した方が良いか?など総合的に判断しご提案します。
テレビ映りが悪くお悩みの方は、是非アンテナレスキューにご相談ください。
「お見積り・ご相談・現地調査」は無料でご案内しています。
故障が原因と判断できた際には修理を行おう!
長い期間使用しているテレビアンテナの場合には、新しく交換した方がお得な場合も!状況にあわせて修理・交換の判断を行いましょう!
故障診断のフローチャートを行っていただけた場合には原因と思われる箇所も大体の見当がついたかと思います。ですが、ブースターなどの電気系統が関わっている部分に関して安易に判断しご自身で修理するのは、状況を悪化させてしまう可能性があります。
シッカリとした知識を持っている方であれば、対処できると思いますが心配な方はプロの業者にお任せするのが良いでしょう。
その際に、故障診断で故障個所と思われる箇所を説明するとスムーズにお話が進む筈です。
ご自身で修理する際にはご注意ください
アンテナ修理などをご自身で行う際には、ご注意ください。
ブースターなどは天井裏などに設置されている事や、アンテナ本体などは屋根上などに設置されていますので高所作業が必要となります。
普段から高所で作業に慣れている方であれば、対応できるかもしれませんが慣れていない方は非常に危険です。
節約を目的にご自身で修理を行い落下事故など起こしてしまっては目もあてられません。
その様な事がない様に、高所作業が必要な修理の場合にはプロにお願いする様にしましょう。
仮に、ご自身で修理を行う際には2人態勢で行うとスムーズに進みやすいです。
長期間使用している際には交換も検討しよう
今回の故障診断で故障個所の特定が出来た場合には、故障個所の修理で改善するでしょう。
ですが、使用期間が長いテレビアンテナの場合には一部の故障が直ってもその他の故障が発生してしまいます。
テレビアンテナの寿命は、おおよそ10年と言われています。
アンテナ周りの設備に関しては、寿命は設定されていないものの10年程度を目安に交換するのが良いでしょう。
2011年に地デジに移行してから10年以上経過していますので、移行当時にアンテナ交換された方などは、アンテナ周りにガタがくる頃です。
頻繁に点検やメンテナンスをされている様なテレビアンテナであれば20年使用したといったケースもありますが、10年近く使用しているアンテナで故障した場合には、アンテナやアンテナ周りも含め一式交換する方が長期的に見てお得になると思います。
業者に依頼する際などは、その点なども相談してみると良いでしょう。
また、下記の記事ではアンテナの寿命について詳しく解説していますので参考にしてみてくださいね。
アンテナ修理はアンテナレスキューにお任せください
テレビアンテナが急に故障した際などには、「アンテナレスキュー」にお任せください。
アンテナレスキューでは、急なテレビアンテナのトラブル対応など得意としています。
ご相談いただければ、プロのアンテナ作業員が原因を特定し必要な修理のみのご提案を行います。使用する事が出来る製品は、そのまま使用し不具合のある箇所の修理や交換・今後不具合が出そうな部分の交換など、ご自宅のテレビアンテナの状態を確認し最適な提案をさせていただきます。
対応エリアは、関東エリア・東海エリアのみとなってしまいますが、ご相談いただければ最短当日修理にお伺いします。
急なアンテナトラブルの際には、下記のお電話またはメールフォームよりご相談ください。
まとめ
如何でしたでしょうか?
普段、馴染みのないテレビアンテナの故障。
故障しているのか?一時的な不具合なのか?とモヤモヤされていた方の参考になればと思っています。
この記事でのポイントは次の3つです。
- 故障が疑われる際は全部屋で確認してみよう
- 老朽化している際には、一式交換の方がお得
- 高所修理を自分で行うのは非常に危険
以上です。
あくまで故障個所の予想チャートでもあるので確実とは言い切れませんが。
少しでも皆様の参考になれば良いなと思っています。
ご自身での修理は難しい部分が多いので、テレビ映りでお困りの際にはアンテナレスキューまでご相談ください。
プロのアンテナ作業員が原因を特定し迅速に解決します。
「お見積り・ご相談・現地調査」は無料で対応していますのでお気軽にご連絡ください。
修理のご相談の際などには、詳しい状況をお聞きする必要があるのでお電話いただければと思います。